インドネシア G1 マンデリン ビンタンリマ 200g 深煎り

エキゾチックな香りと上品な苦味、コク。スパイシーな風味も相まって唯一無二の存在感を醸し出しています。
圧倒的なコクを味わいたい方にはオススメの商品です。これを味わってしまうと他のマンデリンには戻れないかもしれません。

マンデリンはスマトラ島で栽培されるアラビカ種のコーヒー豆です。
その昔、コーヒーの木の天敵『サビ病』により壊滅的危機に陥った際、生き残ったアラビカ種を栽培したマンデリン族に因んで名付けられました。

主に北スマトラで栽培されるアラビカ種のコーヒー豆は総じてマンデリンと呼ばれるため、様々な品種が混ざり合った物でもその対象となり、味わいも農園や地域によって大きな差が現れます。

ビンタンリマはアラビカ豆の二大品種ティピカ系の豆のみの厳選された逸品です。
スマトラ島北部リントン・二・フタ及びパランギナンの限定されたエリアで、コーヒーチェリーの品質を担保出来る小農家さんによる採取が行われるため、品質的なばらつきもより少ない安定した原料となります。
通常のマンデリンと違い、品質劣化を防ぐためパーチメントの状態で生産地域から出荷され、翌日にはシッパーに原料が搬送されるという流れをとっています。

浅く煎ると個性的な香りとややキツめに感じる酸味が特徴となるマンデリンですが、深煎りにすると特有のエキゾチックな個性を残しつつ圧倒的なコクが現れてきます。
通常のマンデリンに比べて柔らかい優しい苦味はティピカ種の恩恵。
香ばしさに隠れた極々僅かな酸味が南国らしいトロピカルさを演出してくれます。
等級はG1（グレードワン）の表記ですが、それ以上に厳しい評価基準を設けているため、欠点豆がほとんど存在しません。

インドネシア語で『ビンタン』は『星』、『リマ』は『5』を意味します。
『五つ星』の名に相応しい最高峰の豆と言えます。

【豆の詳細】

【生産国】インドネシア
【地域】スマトラ島北部リントン・ニ・フタ、パランギナン
【農園】約40の指定小農家による栽培
【規格】G1（グレードワン）
【品種】ティピカ系
【標高】1,400m〜1,500m
【精製法】スマトラプロセス（アフリカンベットのような棚干し、自然乾燥）
【焙煎度】フルシティロースト